

「あとでやろう」が、消える瞬間に絶望していませんか?
- Slack返信を忘れる
- レビュー依頼を出し忘れる
- 口頭で頼まれた修正が抜ける
- カレンダーに入れたはずの予定を見逃す
ADHD・発達障害の特性を持つエンジニアにとって、
**「やろうと思ったのに忘れた」**は
能力の問題ではなく、構造の問題です。
でも多くの人はこう考えます。
自分はだらしない
注意力が足りない
向いていない
違います。
“記憶に頼る設計”が間違っているだけです。
この記事では、ADHDエンジニアの道を前向きに進むために、
- なぜ忘れるのか(脳の特性)
- 忘れない人がやっている「連携設計」
- リマインダーを武器にする具体的手順
- 仕事ミスを減らす環境調整スキル
を完全解説します。
なぜ「やろうと思ったのに忘れる」のか?
① ワーキングメモリの限界
ADHDの特性のひとつが、
- 作業記憶(ワーキングメモリ)の弱さ
これは、
「一時的に覚えておく力」
が弱いということ。
つまり、
- 頭に置いておく
- 後で思い出す
という戦略は、最初から不利です。
② 刺激に注意が持っていかれる
- 通知
- 別タスク
- 新しいアイデア
ADHDの脳は刺激に反応しやすい。
だから、
「後でやろう」は
刺激の波に飲み込まれて消えます。
解決策は「単体リマインダー」ではない
多くの人は、
- とりあえずメモ
- とりあえずカレンダー
- とりあえずタスクアプリ
を使います。
でも忘れます。
なぜか?
ツールが“連携”していないから。
ADHDエンジニアのための「リマインダー連携術」
ポイントは3つ。
- 入力は1カ所
- 通知は複数
- 行動に直結させる
STEP1:情報の入口を1つにする
最重要。
- Slackメモ
- 紙メモ
- 頭の中
バラバラは事故の元。
おすすめは、
「受け皿専用リスト」を1つ作る
例:
- Todoアプリ
- 紙1枚
- メモアプリ
何でもOK。
入口は1つ。
STEP2:トリガー連携を作る
ここが本質。
例:
- Slackで「あとで対応」→ その場でタスク化
- 会議中の依頼 → その場でカレンダー登録
- 口頭指示 → 即メモアプリに入力
「後で入れよう」は禁止。
その瞬間に登録。
STEP3:通知は“多層化”する
ADHD脳は1回の通知では反応しないことがある。
だから、
- 30分前通知
- 5分前通知
- 開始時通知
のように段階設定。
重要タスクほど多層化。
実践テンプレート
Slack依頼を受けたら
- その場でタスク化
- 期限入力
- 30分前通知設定
会議で依頼されたら
・やること:
・期限:
・確認相手:
この3点を必ず入力。
仕事ミスを減らすリマインダー設計チェックリスト
- □ 情報入口は1つ
- □ その場で登録
- □ 通知は多層化
- □ 朝にタスク3つだけ確認
- □ 完了後は即チェック
ADHDエンジニアの道は、
記憶力勝負ではなく、設計勝負。
「相談ファースト」で忘却を防ぐ
忘れる原因のひとつは、
- 優先順位不明
- 完了条件不明
迷うと後回し → 忘却。
Slackテンプレ
◯◯の件、確認です。
■期限
◯日まで
■完了条件
Aが完了すればOKでしょうか?
明確化=忘却防止。
よくある失敗
① ツールを増やしすぎる
→ 入口は1つ。
② 通知を切る
→ 重要通知は残す。
③ 毎日全タスクを見返す
→ 最大3つに絞る。
ADHD特性は「連携設計」で武器になる
ADHD 向いている仕事のひとつがエンジニア。
理由:
- 問題発見力が高い
- 改善思考が強い
- 仕組み化が得意
自分の忘却傾向を理解できれば、
最強の自動化設計者になれる。
まとめ|忘れるのは怠けではない
「やろうと思ったのに忘れた」
それは、
意志の問題ではありません。
構造の問題です。
今日やること:
- 情報入口を1つにする
- その場で登録する
- 通知を多層化する
それだけで、
- 仕事のミスが減る
- 信頼が上がる
- 自己否定が減る
ADHDエンジニアの道は、
気合いではなく
連携設計。
あなたは忘れっぽいのではない。
脳の仕様に合った仕組みを、まだ持っていないだけ。
仕組みを持てば、
あなたは確実に戦力になります。
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