
上司への報告が怖いADHDへ:事実と結果にフォーカスした報告書の書き方
「上司への報告が怖い」
「何から話せばいいのかわからない」
「説明しているうちに話がズレて怒られた」
ADHD・発達障害の特性を持つエンジニアやIT職の方で、こうした悩みを抱えている人は本当に多いです。
それは能力不足でも、性格の問題でもありません。
原因の多くは、
👉 報告の“型”を知らないまま、感覚で話そうとしていること
にあります。
この記事では、
「事実」と「結果」にフォーカスするだけで、上司への報告が一気にラクになる方法を、ADHDの特性に寄り添いながら解説します。
この記事を読み終える頃には、
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報告前の不安が激減する
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上司からの指摘が減る
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「ちゃんと仕事してる」と評価されやすくなる
そんな再現性のある報告スキルが手に入ります。
なぜADHDは「上司への報告」が怖くなりやすいのか
ADHDエンジニアが報告を苦手に感じる理由は、主に以下です。
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情報が頭の中で同時多発する
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重要度の優先順位がつけづらい
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背景説明をしすぎて要点を見失う
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「怒られるかも」という不安で思考停止する
結果として、
「結局、何が言いたいの?」
と言われてしまい、
自己否定ループに陥ります。
ここで大切なのは、
👉 上司はあなたの思考プロセスを知りたいわけではない
という事実です。
上司が知りたいのは、たった2つ。
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何が起きたのか(事実)
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で、どうなったのか(結果)
これだけです。
ADHDにこそ必要な「事実」と「結果」という考え方
事実とは?
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実際に起きた出来事
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数字・日時・状態などの客観情報
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感情や推測を含まない
例
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○:〇月〇日、APIのレスポンスが平均3秒に増加
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✕:たぶんサーバーの調子が悪い気がします
結果とは?
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事実によって生じた影響
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現在の状態
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次に必要な判断材料
例
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○:その結果、画面表示が遅くなりユーザー離脱率が上昇
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✕:なんとなくまずいと思いました
👉 感想・反省・言い訳は不要
これを切り捨てるだけで、報告は劇的にシンプルになります。
事実と結果にフォーカスした報告書の基本構成【テンプレ】
ADHDの方には、毎回同じ構成を使うのが最強です。
① タイトル・日付
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例:〇月〇日 障害対応報告
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後から検索しやすくなり、信頼感UP
② 事実(何が起きたか)
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箇条書き推奨
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時系列で淡々と
例
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〇月〇日 10:30
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本番環境でエラー率が5%に上昇
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原因:外部APIのレスポンス遅延
③ 結果(どうなったか)
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数字・影響を明確に
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主観は入れない
例
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ユーザーの一部でログイン不可
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問い合わせが3件発生
④ 対策・次のアクション
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「どうするか」まで書くと評価が上がる
例
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APIタイムアウト値を調整
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再発防止として監視アラートを追加
上司への報告が怖いADHDでも書ける実践テクニック
✔ メモは「文章」にしない
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単語でOK
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後で並べ替える前提で書く
✔ 1文=1情報
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長文禁止
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読む人の負荷を減らす=評価が上がる
✔ テンプレをコピペで使い回す
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毎回ゼロから考えない
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思考コストを極限まで減らす
今すぐ使える!ADHD向け「報告テンプレ」
👉 これだけでOK
感想欄はありません。安心してください。
心理的な負担を減らす考え方
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報告=評価ではない
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報告=判断材料の提供
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完璧な説明は不要
ADHDエンジニアに必要なのは、
**「うまく話す力」ではなく「削る力」**です。
まとめ:報告が怖いあなたへ
上司への報告が怖いのは、
あなたが無能だからではありません。
事実と結果にフォーカスする型を知らなかっただけです。
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事実を書く
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結果を書く
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次を書く
この順番を守るだけで、
報告は「怒られるイベント」から
信頼を積み上げる行為に変わります。
今日の報告から、ぜひ使ってみてください。
あなたは、もう一段階レベルアップできます。
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